【書籍】書く技術・伝える技術/書けない悩める人へ

書けない悩み

私は文章を書くのが苦手です。

社会人生活は長いですが、今でも苦手意識があります。
恥ずかしながら、今でも添削されて修正されることもしばしば。。
ほんとに自分が嫌になります💦

本書によると、日本のライティング教育はほぼ行われていないに等しいようです。
私自身も習った覚えがありません。

何事も基本を学ばなければいけません。
まずは文章を書く教科書で学んでみましょう。

また、ブログというフォーマットを利用して自分のライティング技術を上げる、いい練習になればと思っています。

文章の構成/表現

文章の構成は以下のようになっている事。

  1. 文章の冒頭には重要な情報をまとめて(総論を)書く。
  2. 詳細はパラグラフを使って書く。
  3. 並列する情報は同じ構成、表現で書く。

それぞれを説明していこう。

文章の冒頭には総論を書く

文章の冒頭には、これから述べようとする重要な情報をまとめた総論を書きます。

それはなぜか?

その章で何を伝えたいかをまとめる事で、読み手に読むべきかどうかを判断してもらう事ができるからです。

総論を書かずに、詳細情報をいきなり書き始めると、読み手は必要な情報の判断を求めて最後まで読み進めなければいけません。

結果、「不要な情報だった」「求めていた内容と違った」なんて事になりかねません。

詳細はパラグラフを使って書く

総論の後に書く各論では構成をパラグラフで伝えます。

パラグラフとは、ひとつのトピックについて述べる事を目的とした分の集まりの事です。

ちょっと何言ってるかわからないとなりがちですが、例で例えてみます。

総論:利点はA,B,Cの3つが考えられる。
利点1:Aは、・・・・
利点2:Bは、・・・・
利点3:Cは、・・・・

この「利点1:Aは、・・・」がパラグラフの一つの塊となる。
この塊内は利点1の事しか書いてはいけません。

また「Aは、」というように総論で述べたキーワードや要約文を文頭に置きます。
パラグラム毎に何について述べられているかが即座に判断できるからです。

同じく「利点2」「利点3」と同じ構成で書いていくと、全体像がつかみやすい文章となります。

またパラグラム毎に、読み手が不要な情報であれば読み飛ばしても、問題ない文章構成となります。そのためにもパラグラフ毎には一つのトピックについてだけ述べる必要があります。

並列する情報は同じ構成、表現で書く

並列した情報は、同じ構成、同じ表現を守ります
このことを、パラレリズムと呼びます。

同様な例を再度記します。

総論:利点はA,B,Cの3つが考えられる。
利点1:Aは、・・・・
利点2:Bは、・・・・
利点3:Cは、・・・・

各利点を説明するときの冒頭は「利点1:Aは、・・・」「利点1:Bは、・・・」という表現を守るようにします。

このようなリズムで書けば、読み手が繰り返される部分は省略できるし、容易に次に何が書かれているかが予想ができるため、内容を理解しやすくなります。

また並列された情報は順番にも考慮します。
かならず意味のある順番にします。

重要な順に並べておけば、途中に読むのをやめたとしても最低限の所は読んでもらえる可能性が高くなります。

ポイント

正しく書けているかどうかを判断する方法

各論のパラグラフの先頭文だけで、意味が通るかをチェックします。
ひとつのトピックはひとつのパラグラフで述べられ、パラグラフの冒頭にはキーワードや要約文を書く事が守られていれば、先頭文だけで意味が通るようになっているはずです。

意味が通らなければ、文章構成を見直す必要があるのでしょう。

最初はうまく書けていないはずなので、必ず見直すようにします。
一日置いて頭をクリアにしてから見直すのも手ですね。

感想

このような勉強は始めてなので非常に参考になりました😄
いままでは思いつくまま書いていた気がしています。

キーワードや要約文を含めた文章構成を組み立ててから書き進めて行くと良いかもしれません。

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